長年、大切に管理を続けている茶園、5月に入ると、ここは一面、緑鮮やかな新芽で覆われます。
天空目指して、ピンと背筋を伸ばしている新芽、まだ産毛が残っているというのに、
もう、たくましさを感じます。
お茶刈りには、「摘み頃」が大事です。
「葉っぱは、まだ柔らかい、でも味はしっかりしている」そういう時期をしっかり見極めて摘み取りをしています。
どんなにうまく揉んだとしても、お茶の葉が良くなくてはどうしようもありませんから。
茶刈り、製造に急がしい5月の1ヶ月を「お茶時期」と呼んでいます。
当然、「摘み頃」が待ってくれるはずもなく、それはもう、想像する絶する忙しさ。
満足にけんかもできないほど・・・。おかげで、家族が一番まとまる時期でもあります。 |