土壌診断の計器類

今年は、土の勉強をしています。
もちろん、茶園に何度も足を運ぶことが、何よりもの勉強です。
でも、環境問題、過剰肥料などが問題とされる今、
数値の記録は、総合的判断をするときに、きっと役立つと思います。
色々な計器があります。これらを使って土壌の分析をし、その結果を見ながら、
土作りをしています。
これらで、硝酸態窒素・アンモニア・PH・土壌水分・EC・糖度など、様々なことがわかります。
無駄なく、タイミング良く肥料を入れることができます。

ECメータで土壌をサンプリングして
蒸留液で5(水)対1(土)で混ぜ
計測します。
EC値が0.2と小さい数値。
硝酸態が少ない事がわかります。
メーターが付いている方で、土壌水分がわかります。
茶色い棒が土壌溶液を採取するものです。
今は、土壌に入れる前の準備中。
土壌溶液を、茶色い棒を土中
に埋め、注射器で採取します。
土壌に設置しました。 土壌溶液を出しているところ。
RQフレックスです。
土壌溶液から、土壌中のPH・硝酸態N・アンモニアなどが計測できました。
これは糖度計で、お茶の芽の糖度も計ってみました。今後の生育状態を予測しながら。
本来は、ミカン、メロン農家さんなどが、糖度を計っているようです。

以上、定期的な計測で、土壌の状態が少しは解ります。
これと、年一回の、もう少し細かい土壌分析を踏まえ、土作りをしていきます。
そうそう、一番肝心なのは、日々の経験を積んでいくこと!
死ぬまで現役を目指します!

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