改植しています
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1.古い茶株を抜いていきます。長い間お疲れさま〜。 |
茶の木の寿命をご存じですか?かまぼこ型でおなじみの茶の木は低木だと思われがち
ですが、実はツバキ科の植物、ほっておけばツバキのように枝葉を伸ばしていきます。
驚くことに過去、町内にも高さ3mほどの大茶樹の記録が残っています。ちなみに樹齢
は数百年だったとか。 |
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話が少しそれましたが、まあ茶の木はそれだけ生命力が強いらしいです。
ただ、おいしいお茶を作るならせいぜい25年〜30年、この畑も25年経ち、
植えかえをすることになりました。
まずは、中刈り機で葉と細い枝を刈り落とし(左)それから下刈り機で下まで落とします。
(右)枝振りがいいので、いっぺんには刈れないのです・・・。
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刈り落とし終了。でも、未発酵の枝葉が
たくさんあるままでは土壌的には不完全、
そこで発酵促進剤(ミネラル配合)を撒きました。
無色透明の液体です。これを霧状にしてまんべんなく撒いていきます。
これで堆肥の発酵が進むので、とても元気な土壌になることと思います。
天気が良いので小さな虹ができました。
なんだか楽しいですね。 |
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あと残ったのが根っこ。かなり深く張っているので、ユンボで引き抜き抜きました。 |
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これを、一つ一つダンプに積み込み、
少し離れたうちの山へ置きに行きます。
写真はダンプから降ろしているところ。
根っこが絡み合っているので悪戦苦闘中。
知恵の輪みたいで参りました。 |
2.疲れた土よ、元気にな〜れ!
これで畑もすっきり!あとは土壌改良です。抜いた茶の枝葉を完全に堆肥にするべく、微生物菌(土壌改良材)とその好物(カニ殻)をまきました。微生物農法といって、微生物に元気に頑張ってもらって良い土壌にするという方法です。
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お次は天地返しといって、 さら地になった
畑をユンボで思いっきり耕します。
土が軟らかくなったので根の張りも排水
もよくなり、元気な茶の木が育つでしょう。
表層がひっくり返ることによって、雑草も
生えにくくなります。
おこす深さはなんと1、2m!まさに天と地
をひっくり返すような大仕事でした。
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天地返しで、かなり石がでてきました。
これをひたすら取り除きます。
毎日毎日・・・。夢に出てきそうです。
農家の基本は土作り。
だいぶいい土になりました。
次はいよいよ植え付けですよ〜。 |
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